雨中の相模原花火大会

　ご無沙汰しております。ゆい事務のＳです。
　月日は流れ流れ、前回更新から2ヶ月も経ってしまいました。
　今週からは週1更新でがんばります。

　私事ですが、27日（土曜）相模原の年中行事、第45回相模原納涼花火大会に行ってきました。
　当日は朝から雨模様。風も吹かず、雨はほぼ垂直に落ちてきます。おまけに涼しい。さすがに今日は中止だろう、と思ったほどです。
　去年は快晴だったんです。場所取りのため、炎天下に5時間ほどいたら熱中症になりかけたので、今年は少し涼しいといいなぁと思ったものですが、いくらなんでも涼しすぎです！

　スマホで花火大会公式Facebookにアクセスしたところ、「本日、花火大会やります！」と力強い書き込みを見つけ、重い腰を上げて会場の水郷田名河川敷に向かいました。
　家を出たのが11時頃。途中コンビニでおにぎりや飲み物を仕入れ、到着したのがお昼を少し回ったあたりでした。例年ならば多くの車で埋まっている駐車場もガラガラ、地面はドロドロ、大きな水溜りもあちこちにできてました。
　また、帰宅のことを考え（駐車場から出るまでの渋滞がひどくて数時間かかります）、出口に近いところに駐車したので、花火会場まで10分ほど歩かなければなりません。
　水たまりはまたいで通ることができず、おかげで靴の中はグッショリです。歩くたびにズッボズッボと靴が鳴り、気持ちが悪いことこの上ないです。長靴履いてくればよかった、と後悔しました。
　河原にはたくさんの夜店が並んでいたものの、片手に傘、片手に敷マットではお財布を出すのも億劫で何も買いませんでした。

　まばらだった観客も開始時間が迫ってくる頃には増え始め、ワイワイがやがやと賑やかになってきました。

　雨が降り続く中、予定通り18:45からの開会式は、相模原で起こった痛ましい事件で犠牲になった方々への黙祷から始まりました。多くの観客が起立して哀悼の意を表し、このときばかりは会場が厳かな雰囲気に包まれました。
　19時を迎え、カウントダウンとともにオープニング花火は華々しく打ちあがりました。これでもかとばかりに連続で打ちあがる花火は、真っ暗な雨天を真昼のように明るくします。
　大歓声が上がり、会場も一気にヒートアップ！
　この写真はオープニング花火をスマホで撮影したものですが、雨に濡れないようにおっかなびっくり操作したので、案の定ピンボケしていますね。残念。

　雨中の花火は初体験でしたが、案外キレイに見えるものです。
　風はほとんど吹いておらず、空中に煙が残ってしまいましたが、花火の美しさはいささかも損なわれません。

　リオオリンピックの金メダルを表現したスターマインは素晴らしかったです。赤色や青色をあえて外し、金色を模したオレンジの火花色が大きな花を夜空に描き出すさまにはため息がでました。

　花火が終わる頃は全身濡れネズミでブルブル震えてしまいましたが、会場アナウンスによると、ここ10年で初めての雨開催だったとのことで、ちょっと貴重な経験ができたかもしれない、と自分を慰めました。

　来年の開催は晴天であることを祈るばかりです。