世の中のあれこれに抵抗してみる 第1回「スースーぴりぴり」

 お元気でお過ごしでしょうか? 事務Sです。

 昨今のインフルエンザ流行は凄まじいですね。

 ママ看護師の息子くんの小学校は、1年生~2年生が全クラス学級閉鎖。近々学校閉鎖になるのでは?という噂です。

 息子くんは元気に過ごしているそうで幸いですが、予防接種をしていた子たちもインフルエンザに罹っているそう。

 大人であっても油断はできません。

 帰宅後の手洗い、うがい、栄養と水分摂取、しっかりと身体を休めることも大切です。


 さて、今回は「世の中のあれこれに抵抗してみる」不定期連載の第1回目です。

 今回のお題は「歯磨き粉」。

 最近、こちらの歯磨き粉を買いました。



 Ora2 me フレッシュキウイミント

 磨き始めはキウィっぽい味なんですけど、泡立つとミント一色。

 なぜ、最後までキウィ味を維持できないのか!

 少々ご立腹であります。


 そもそも大人用の歯磨き粉がミント味ばかりなのはなぜ?

 ミントの成分「メントール」には細菌の活動を抑える能力があるから?

 原材料としては安価だから?

 口の中がサッパリする、という感覚的なもの?


 私はスースーぴりぴり、あまり好きじゃないです。

 子供用のぶどう、メロン、いちごみたいな歯磨き粉を使いたい。

 子供用を使えばいいじゃん! と思われるでしょうが、そもそも大人用、子供用に分かれているのは理由があるはず。

 出番ですよ、AI先生。

事務S「先生、子供用歯磨き粉と大人用歯磨き粉の違いを教えてください」

教えてくれたおもな違いはつぎのとおり。


 子供の歯は柔らかいので研磨剤が少ないとか、甘い味付けで歯磨き習慣をつける、といったところ。


事務S「先生、大人が子供用歯磨き粉を使うのはどうですか?」

AI先生「大人が子供用歯磨き粉を使っても基本的には問題ありませんが、虫歯や歯周病の予防効果は限定的になる可能性があります。」

・ミントの刺激が苦手な方

・口内炎や粘膜が敏感な方

・一時的に刺激の少ない歯磨き粉を使いたい方

・虫歯や歯周病のリスクが高い方は、フッ素濃度や薬効成分がしっかり入った大人用を選ぶ方が安心です。


事務S「先生、なぜ大人用歯磨き粉はミント味が多いと思いますか?」

AI先生の答え。

1.清涼感=「清潔感」のイメージ

 ミントは口の中をスッキリさせる清涼感があり、「口臭予防」や「爽快感」と直結します。

  大人は仕事や対人関係で「口のにおい」や「清潔感」を気にするため、ミントの香味が好まれやすいのです。

2.味覚の変化と刺激への耐性

 子供に比べて大人は苦味や刺激に強くなる傾向があります。

 ミントのスースー感は子供には「辛い」と感じられることもありますが、大人には「気持ちいい刺激」として受け入れられやすいのです。

3.文化的な刷り込み

 長年にわたり「歯磨き=ミント味」というイメージが定着しており、ミント=歯磨きの味という文化的連想が強くなっています。

 そのため、他の味(シトラス・ハーブなど)を試しても「なんか磨いた気がしない」と感じる人も多いのです。

4.機能性との相性

 ミントには抗菌作用や消臭作用があるとされ、口腔ケアとの相性が良いと考えられています。

 そのため、歯周病予防や口臭ケアを目的とした製品に自然と採用されやすいのです。


 ですよねー。

 結局は「文化的な刷り込み」なんですよねー。


 というわけで、メーカーさん、ミント味のない大人向けフルーツ歯磨き粉を開発してください!


 事務Sの歯磨き粉は紆余曲折の末、クリアクリーン フレッシュシトラスに行き着きました。


 スースーぴりぴり控えめで、甘くて、おまけにリーズナブル。

 ミント苦手な方におすすめの歯磨き粉です。


 明日からの三連休、ごゆっくりお過ごしください。

 それではまた。


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